どうも、ぽたろうです。
今回は、行政書士とは一体なんぞや？どんくらい稼げるんや？といった題材でお話してみようと思います。
目次
１．行政書士の業務
行政書士とは何をするのか。行政書士法には行政書士の業務について以下の３つに分類しています。
・「官公署に提出する書類」の作成と代理
・「権利義務に関する書類」の作成と代理
・「事実証明に関する書類」の作成と代理
各項目について簡単に説明すると以下のようになります。
「官公署に提出する書類」の作成と代理とは、官公署（各省庁、都道府県庁、市・区役所、町・村役場、警察署等）に提出する書類の作成や、同内容の相談やこれらを官公署に提出する手続きについて代理することです。
例．建設業許可、飲食業許可、風俗営業許可 等
「権利義務に関する書類」の作成と代理とは、権利の発生、存続、変更、消滅の効果を発生させる意思表示を内容とする書類を、当事者に代理し作成することです。
例．遺産分割協議書、賃貸借契約書、示談書 等
「事実証明に関する書類」の作成と代理とは、社会生活に交渉を有する事項を証明するに足りる文書を、当事者に代理し作成することです。
例．貸借対照表、損益計算書、会計帳簿 等
以上が行政書士の業務になります。あらゆる書類を当事者に代理し、作成することが行政書士の主な業務であり、扱える書類数は1万以上と言われています。
つまり、行政書士は業務の幅が広く、行政書士事務所によって専門としている業務は様々です。昔は行政書士のことを「代書屋」と呼ぶことが多かったようですが、近年では、行政書士のことを「街の法律家」と呼ぶことが増えています。その背景として、多くの行政書士が単なる書類作成だけでなく、法律相談や業務サポートのような一種のコンサルタントのような位置づけで、業務を行っていることにあると思います。
２．行政書士の年収
行政書士の平均年収は約600万円と言われています。しかし、この中には、登録だけしてあまり業務を行っていない人や、副業で行政書士をしている人も含まれています。そのため、この平均年収というのはあまりあてにしないほうがいいと思います。行政書士の中には年収1000万円以上稼いでいる人も多くいます。
行政書士の多くは個人事業主ですから、平均年収があてにならないのは当たり前です。例えば、ラーメン屋や美容院の平均年収を聞いても様々なのと同じことです。業務内容も地域もバラバラですから、稼いでいる人もいれば、あまり稼げてない人ももちろんいます。ただ行政書士は、業務の幅の広さから夢のある職業だと私は思います。
３．行政書士になるには？
基本的に行政書士になるには、行政書士試験を受験し合格しなければいけません。行政書士試験に受験資格は無く、誰でも受験できます。
試験の概要はこちらをご覧ください→行政書士試験に難易度・合格率は？
試験合格後に各都道府県の行政書士会に入会することで、行政書士になることができます。行政書士会の入会費は各都道県で違いますが、大体20万～30万円ほどかかります。
また、以下の要件を満たしている人は行政書士試験を受験せずに、行政書士会に入会して、行政書士の資格を取得することができます。
- 弁護士資格を有する者
- 弁理士資格を有する者
- 公認会会計士資格を有する者
- 税理士資格を有する者
- 国又は地方公共団体の公務員として行政事務を担当した期間及び行政執行法人又は特定地方独立行政法人の役員又は職員として行政事務に相当する事務を担当した期間が通算して20年以上になる者
４．まとめ
行政書士試験は誰でも挑戦することができ、試験に合格さえすれば誰でも行政書士になることができます。また、行政書士の仕事は多岐にわたるため、自分や社会に合った仕事を見つけ、大成功を収めることも可能です。年収1000万円や2000万円、はたまた1億円だって夢ではないでしょう。私も行政書士として、成功を夢見て頑張っていこうと思います！
最後まで読んでいただきありがとうございます。
