どうも、ぽたろうです。先日友人から
「行政書士試験って誰でも簡単に受かるの?」
という質問をされました。
はっきり言います。行政書士試験は難しいです。しかし、しっかりと対策をすれば誰でも必ず受かります!
これが行政書士試験を受験した私の感想です。今回はそんな行政書士試験の難易度についてお話ししたいと思います。
目次
1.行政書士試験の概要
行政書士は独立開業できる資格として近年非常に人気が高まっています。私も独立開業を夢見て資格を取得しました。また、士業の中では難易度が低いイメージがあるようで、それも人気を高めている要因であると思います。まずは試験の概要について説明します。
・試験日
毎年1回、11月の第2日曜日 午後1時から午後4時まで
・受験資格
年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます。
・受験科目と内容
行政書士の業務に必要な法令等 46問
行政書士の業務に関連する一般知識等 14問
・合格基準
つぎのいずれも満たした方が合格となります。
(1) 法令等科目の得点が、122点以上(満点の50パーセント以上)
(2) 一般知識等科目の得点が、24点以上(満点の40パーセント以上)
(3) 試験全体の得点が、180点以上(満点の60パーセント以上)
2.行政書士試験は簡単なのか
行政書士試験の難易度は実際どうなのか近年の合格率を見ていきたいと思います。近年の合格率は下表のようになっています。
この表から近年の合格率は10%~15%の間で推移していることがわかります。受験者の10人に1人は受かるような試験ということになります。感じ方は人それぞれですが、決して簡単な試験ではないと思います。
3.他の資格と比較したときの難易度
行政書士試験の難易度は他資格と比較した場合どうなのでしょうか
よく行政書士と比較されることが多い司法書士、社会労務士、宅地建物取引士の合格率を見てみたいと思います。令和元年度の各資格の合格率はつぎのとおりです。
この合格率からすると、司法書士や社会労務士に比べたら難易度は低く、宅地建物取引士に比べたら難易度は高いといえるかもしれません。
4.行政書士試験は簡単ではないがしっかりと勉強すれば誰でも受かる
私が今回言いたいことは勉強すれば受かる、ということです。当たり前かもしれませんが、行政書士試験は合格基準がはっきりしているので試験対策がしやすく、しっかしと要点を抑え勉強していけば、誰でも受かる資格ということです。行政書士試験に合格するために必要な勉強時間は500~800時間と言われています。もちろん個人差はありますが、毎日2~3時間ほど勉強するとすれば半年~1年ほどで合格することができます。
ちなみに、私は約3か月間毎日3時間ほど勉強して合格することができました。詳しい勉強方法についてはまた後日ご紹介できたらなと思います。
行政書士は今注目されている職業であり、誰でも合格すればなることができます。私はまだ駆け出しの行政書士ではありますが、私のブログが少しでも皆さんのためになればいいなと思っています。最後まで読んでいただきありがとうございます!
最後に私がおすすめする参考書を3冊だけ紹介します。