どうも、ぽたろうです。
前回の記事で行政書士試験は難しいが必ず合格できるという話をしました。ではどのような勉強をすれば合格できるのでしょうか?今回は最短3か月で合格できる勉強法とおすすめの参考書を紹介します。
前回の記事はこちら→行政書士試験の難易度・合格率は?
目次
1.合格するにはどのくらい勉強すればいいの?
一般的に行政書士試験に合格するには500~800時間の勉強が必要だと言われています。1日8時間勉強できる方なら約3か月で合格するのは可能だということになりますが、仕事しながら勉強している方は1日2~3時間の勉強時間を確保するのがやっとだと思います。そうなると合格するのに半年以上は必要だということになります。個人差はもちろんありますが、仕事しながら短期間の勉強で合格するのは相当難しいです。
しかし、勉強方法さえ間違わなければ、短期間の勉強で合格できる確率はぐーんと上がります!
2.3か月で合格できる4つのルール
行政書士試験の勉強をしようとすると資格学校の行政書士講座に入会するか独学で勉強するかの二択になると思います。どちらも善し悪しはありますが、今回はどちらを選択したとしても、短期間で合格することができる4つのルールを伝授したいと思います。
ルール1 過去問を理解しながら解く
やはりこういった資格試験は過去問を解くことが最も大切になります。しかし、ただひたすら過去問だけを解いていけば合格できるというわけではありません。
過去問を解く際に重要になるのが、正解できたかどうかではなく、各肢について完璧に理解して正解できたかどうかということです。
過去問と同じ問題が出題される可能性は低いですが、過去問で求められた知識が問題の形を変えて出題される確率は高いです。そのため過去問を解く際は各肢の正誤判断を解説できるくらいの知識が必要になります。
ルール2 条文や判例を読んで理解する癖をつける
これは1つ目のルールに繋がりますが、過去問を解いてうわべの知識だけを身に着けるのでは合格することは難しいです。間違った問題は必ず条文や判例を読んで理解する癖をつけるのが大切です。
いちいち条文や判例を読んで理解する時間はないと思われる方もいると思いますが、実はこれが一番の近道になります。なぜなら、条文や判例を理解するのは記述問題の対策に繋がるからです。合格を勝ち取るには記述問題の対策を疎かにしてはいけません。
ルール3 捨て科目をつくらない
短期間で合格しようと勉強している方にありがちなのが、捨て科目をつくってしまうことです。
私はこれを絶対に反対します。
なぜなら、その年の試験によって科目別の難易度が違うからです。そうなると、例えば捨てた科目の難易度が低く、その分対策した科目の難易度が高くてどちらもあまり正解できなかった、なんてことになる可能性があります。そうならないためにも捨て科目は作らない方がいいです。
科目全体を捨ててしまうのではなく、科目内で重要な部分とそうでない部分を線引きすることが重要です。例えば、よく捨て科目にされがちな「商法・会社法」ですが、毎年5問出題される中で全て捨ててしまうのではなく、5問中3問取れるような勉強をするということです。
行政書士試験は6割取れば合格できますが、その6割の取り方を間違えないことが大切です。
ルール4 隙間時間を利用する
仕事をしながら勉強している方はどうしても十分な勉強時間を確保するのが難しいと思います。そこで隙間時間を活用することが重要になります。例えば通勤時間に前日勉強したことを復習するとか、仕事の休憩時間に過去問を1問だけでも解くなど隙間時間をフル活用して常に勉強に取り組む姿勢が大切です。
3.おすすめの参考書
ここまで短期間で合格するために必要な4つのルールを紹介してきました。そこでより効率的に勉強できるおすすめの参考書を3冊紹介したいと思います。
合格革命 行政書士 肢別過去問集 2020年度
行政書士試験を受験しようとする人なら知らない人はいないと言っても過言ではないほど有名な参考書です。過去問を解くのに最適な問題集だと思います。一問一問丁寧に解説されていて、大事なポイントをしっかりと抑えています。
行政書士 試験六法 2020年度 (W(WASEDA)セミナー)
とてもコンパクトなのに、行政書士試験で必要な全ての条文を網羅してくれる一冊。勉強時にはすぐに条文を確認できるよう、この参考書を常に携帯しておくのがベストです。
うかる! 行政書士 総合テキスト 2020年度版
フルカラーのテキストでとても分かりやすく、赤シートで隠しながら勉強できるので隙間時間の勉強に最適な問題集です。少々分厚いですが行政書士試験に必要な知識を網羅しています。
4.まとめ
行政書士試験を短期間で確実に合格するには、限られた時間の中でどれだけ効率に勉強できるかが鍵となります。ぜひ今回紹介した4つのルールを参考にして、行政書士試験の勉強に取り組んでください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。